精神科疾患

不安が強く、恐怖感にあおられ、何かをしなくてはすまない強迫観念などの精神状態。
米国精神医学会では不安障害、身体表現性障害、虚偽性障害、解離性障害に4分割されている。
プライマリ・ケアで内科を受診した患者の6~20%は神経症というWHOの調査がある。
特定の精神症状(不安、恐怖、強迫、ヒステリー、心気、抑うつ、離人)が認められる。
症状が身体的愁訴であっても、自律神経症状程度で器質的な身体所見は見出せない。
重篤な精神症状がなく、現実吟味力を保持し病識がある点が精神病圏と異なる。
症状は相当期間(数ヶ月から数年)続き、著しい苦痛を自覚し、日常生活に支障をきたす。
ポイントは日常生活にあって仕事や人間関係に支障がみられ、いわゆる欲求が満たされない状況に
ある。問題解決を避け症状があるから支障をきたしていると訴える、その他の日常生活に支障が
みられない、といったことである。心理テストや性格テストも行われる。

SAKIUTAの対応として、代謝、循環の改善をはかり、その後知識をもった者による食事療法、運動療法の指示を行う。