統合失調症

代表的な内因性の精神疾患であり、意識清明であるにもかかわらず現実見当が障害され幻覚や
妄想を生じるほか、意識低下や感情表出の障害、行動の遅さなどの症状を呈する疾患である。
思春期から青年期に初発することが多い。生涯有病率は約1%であり、地域、文化に差はない。
発生機序は脆弱性ストレスモデルが多い。脆弱性とは個人のもつ素因で、脳機能と心理機能に現れる発病・再発しやすさのことをいい、脆弱性が高い個人はストレスにさらされると発病しやすいとされる。
発症に先行して身体・感情・知覚・対人関係の歪みや不調和などの前駆症状が認められることがある。
特徴的症状:妄想・幻覚・解体した会話・行動・思考の貧困・意欲の欠如・職業的機能の
低下・長期間の症状継続・感情の平坦化。

SAKIUTAの対応として、代謝、循環の改善をはかり、その後知識をもった者による食事療法、運動療法の指示を行う。