低血圧

収縮期血圧が100mmHg以下を低血圧と呼び、血圧が低い、あるいは一時的に低くなるために
日常生活に支障をきたす状態を低血圧症と呼ぶ。
常に血圧が低い本態性血圧は若い痩せ型の女性に多い。自立神経を介した起立性低血圧や
神経調整失神が多く、青少年期にみられる事が多い。
本態性低血圧は無症状の場合が多い。低血圧の原因は一過性の脳血流圧の低下である。
生理的状態下では動脈圧が70~150mmHgの間は脳血圧を一定に保つ自動調節能が存在する。
しかし血管抵抗の著明な亢進による低下や調節能の下限を下回ると、めまい、立ちくらみ、失神を
はじめとする症状が出現する。過呼吸により過換気であり、過呼吸は脳内の血管抵抗を増すことで
脳内血流を下げる。立位時に血圧が低下して生じる起立性低血圧である。めまい感、立ちくらみ、
失神が中心。

SAKIUTAの対応として、代謝、循環の改善をはかり、その後知識をもった者による食事療法、
運動療法の指示を行う。