鼠頸部痛・グロインペイン・股関節痛

サッカー競技で発症が多く、病院での治療では治癒には時間がかかることが多い本当の
原因を特定しにくいため鼠径部痛症候群と呼ばれます。 蹴ったり走ったり急激に方向を
変えるなどの動きが多く見られるスポーツを行う選手に多く 見られます。 グロインペイン
症候群(鼠径部痛症候群・スポーツヘルニア)は、 スポーツ選手、中でもサッカー選手に
多い症候群です。 80%以上が原因を特定できないと言われています。

症状は、脚の付け根(股関節前面)、特に鼠径部周辺に運動痛や圧痛が診られます。
大腿内側部(内転筋の腱付着部分)と鼠径管部のあたりに痛みを訴える青少年が約7割、
下腹部が3割、大腿前面が2割程度の割合で症状を訴えます。
恥骨結合部の訴えは数%.程度。坐骨部、睾丸の後・子宮に痛みを感じる人もいます、
これは筋膜痛からの関連痛です。 大腿前外側に放散する痛みの広がりがある場合や、
ひどい場合はひりひりピリピリすることも。 痛みの発生原因は、過度の使用や繰り返しの
反復動作による肉体的過度なストレスで恥骨結合周辺や股関節、骨盤、鼠径部にストレスが
加わって股関節周辺の筋力や筋緊張のバランスが崩れ、炎症が生じ、痛みとなります。
左右の脚の長さの違い、筋肉の硬直、足首の捻挫、脚の肉離れ、腰痛などがありつつも
無理に運動を続て、股関節周囲に痛みがでます。 グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群・
ヘルニア)は大腿内転筋群の付着部炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、腸腰筋炎、
鼠径ヘルニア(スポーツヘルニア)、鼠径部周囲にある筋の付着部に炎症が発生している
症候群です。内転筋腱炎・損傷、剥離・疲労骨折など、鼠径のヘルニア。片方の足が
怪我しているにもかかわらず、プレーをするともう片方の足に負担がかかり、 股関節周辺の
筋力のバランスが悪くなり痛みが生じることも。 サッカーボールを蹴って走っていたのに、
急に止まり、そのまた急に走り出したり脚を急に振り上げたりするとそのときの負荷は
非常に莫大で体重の5倍以上も負荷がかかると考えられています。大腰筋の過度な緊張も
痛みが出やすくなります。これは姿勢です。<治療>筋肉の拘縮に対するマッサージやストレッチ、筋力低下を補う筋力回復トレーニング。
②民間療法
西洋医学的見方の限界により痛みの軽減を民間療法に求めることも多い。 骨盤や背骨の歪み
を矯正することにより、 筋腱の柔軟性と股関節周囲筋力が回復し、筋バランスが回復する。
内転筋やハムストリングスの腹部や背、硬く緊張をゆるめ、 股関節周囲筋力低下では、
筋力を強化する。 カイロプラクティックの骨の矯正は疼痛を軽減して、 硬く緊張した
筋膜や腱の柔軟性を回復させ、 低下した股関節周囲の筋力が改善します。

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