足の慢性障害


(種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎など)
全体重のかかる足には、スポーツや歩行などで、いろいろな部位に痛みが生じます。 陸上競技やサッカー、バスケットボールなどのランニングやジャンプ動作の多いスポーツにおいて、慢性障害が多く発生します。足の慢性障害には、種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎などがあり、それぞれ特定の部位の痛みを訴えます。足は、足根骨と中足骨が靭帯で結ばれ、縦横のアーチを形成し、筋肉や腱がこれらを補強しています。スポーツにより、衝撃が続くと、足の骨や軟骨、靭帯や腱に障害をきたし疼痛が発生します。足の使い過ぎ以外に、足の柔軟性低下や筋力不足、扁平足などの障害の発生しやすい足の形、不適切な靴、悪い路面での練習などが発症の背景になっています。



主に痛みの部位によって診断が決まります。
①種子骨障害②外脛骨障害③足底腱膜炎④踵骨々端症⑤踵骨滑液包炎
スポーツでいったん障害が発症したら、練習量を減らすか、一定期間の休養が必要です。
これに加えてアイスマッサージや温浴・低周波、塗布薬などの鎮痛消炎剤の使用、ステロイド剤の局所注射、足底装具の使用などの理学療法、などの対処法があります。
①足部および下腿筋のストレッチング②スポーツ後のアイシングの励行
③足にフィットしたシューズの選択④足底装具の使用
等で、予防を心がけましょう!
SAKIUTAでは鍼灸・整体で対応致します。

参照:日本整形外科学会